雨漏り箇所の見つけ方とは？プロが行う見つけ方も紹介します！

2024/09/22

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賃貸住宅でも、持ち家でも、雨漏りは大きなストレスですよね。
「どこから漏れているのかわからない…」
「修理費用はどのくらいかかるんだろう…」
「どうすれば安心して暮らせるの？」
そんな不安をお持ちの方へ、この記事では、雨漏り箇所の見つけ方について解説します。
自分でできる方法からプロにしかできない方法まで、具体的な調査方法と原因別の対策をわかりやすく紹介します。

□自分でできる雨漏り箇所の見つけ方

雨漏りが発生した時、まず疑うのは、目に見える箇所の劣化や破損です。
自分でできる雨漏り箇所の特定には、以下のポイントに着目してみましょう。

1:天井や壁の確認

雨漏りのサインは、天井や壁に現れることがよくあります。

・天井にシミやカビが発生している
・天井が膨らんでいる
・壁のクロスが剥がれている
・壁に水滴が落ちている

このような症状が見られる場合は、その箇所が雨漏りの原因の可能性が高いです。

2:屋根の確認

屋根は、雨漏り発生の最も多い場所の一つです。

・屋根材に割れや浮き、ズレがある
・防水塗膜が剥がれている
・棟板金の釘が浮いている
・瓦屋根や漆喰が破損している
・谷樋が詰まっている、または破損している
・天窓サッシに破損がある

これらの状態は、雨水が侵入しやすくなっているサインです。

3:外壁やバルコニー、屋上の確認

外壁やバルコニー、屋上も雨漏りの原因となりやすい箇所です。

・ひび割れがある
・目地などのコーキングが劣化している
・サッシに破損がある
・防水塗装が剥がれている
・排水管が破損している
・窓やドア周辺に破損がある

これらの症状が見られる場合は、雨水が侵入している可能性が高いので、注意が必要です。

これらのポイントを参考に、ご自宅の状況をくまなく確認してみましょう。

□プロにしかできない雨漏り箇所の見つけ方

自分で確認しても原因が特定できない場合は、プロの力を借りましょう。
プロは、特殊な機材や技術を用いて、より正確に雨漏りの原因を特定することができます。
プロが行う主な調査方法には、以下のようなものがあります。

1:目視・触診・打診調査

プロは、目視調査に加え、触診や打診棒を用いて、雨水が侵入した経路を詳しく調べます。
長年の経験と技術を駆使することで、一般の方では見つけられない小さな亀裂や劣化を見抜くことができます。

2:ドローン調査

屋根や高層階など、足場を組むのが難しい場所では、ドローンによる調査が有効です。
ドローンに搭載されたカメラで、屋根全体を効率的に撮影し、雨漏りの原因となる箇所を特定します。

3:散水調査

散水調査は、疑わしい箇所に水をかけ、雨漏りを再現することで原因を特定する方法です。
水圧や水量を調整することで、雨漏りが発生する状況をシミュレートし、より正確な原因特定を可能にします。

4:赤外線カメラ調査

赤外線カメラは、温度差を可視化することで、目視では確認できない雨漏りの痕跡を捉えます。
建物の表面温度を測定することで、雨水が侵入した箇所を特定し、より的確な対策を立てることができます。

5:ガス調査

ガス調査は、雨漏り箇所から特殊なガスを送り込み、そのガスの流れを調べることで、原因箇所を特定する方法です。
RC構造の建物など、目視では確認しにくい部分の雨漏り原因特定に有効です。

□まとめ

雨漏りは、放置すると建物の腐食やカビの発生、健康被害など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
早期に原因を特定し、適切な対策を講じることで、安心して生活できる住環境を取り戻しましょう。
自分でできる確認方法と、プロにしかできない調査方法を理解し、状況に応じて適切な手段を選択することが大切です。
雨漏りでお困りの際は、専門業者に相談することをおすすめします。

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