屋根の折板葺きの種類とメリット・デメリットとは?

query_builder 2024/01/01
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屋根の折半葺きの種類とメリット・デメリットとは?


自分好みの家づくりがしたいとお考えの方の中には、折板葺き屋根を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
折板葺き屋根は雨漏りしにくい特徴があり、魅力的な選択肢です。
本記事では、折板葺き屋根の種類、折板葺き屋根のメリットとデメリットについてご紹介します。



□折板葺き屋根の種類とは?

折半屋根2


ハゼ締め、重ね、嵌合という3つの手法が存在する折板屋根において、それぞれ異なる特長があります。



1:ハゼ締め


ハゼ締めは金属同士を折り曲げて接合させる手法で、屋根に穴を開けずにハゼを締めて施工します。
この方法は比較的費用がかかりにくく、屋根に穴を開けないためゲリラ豪雨時の漏水を防ぐなど、防水的な利点があります。



2:重ね


重ねとは、タイトルフレームに取り付けたボルトにネジ(ナット)を使って固定する手法です。
ネジでしっかりと固定することで、強風時にも屋根が安定し、飛ばされにくい強固な設置が可能です。



3:嵌合


嵌合は吊子を使用してパーツ同士を嵌め合わせて設置する手法です。
機械のパーツを組み合わせるかのように設置でき、鋼板の端面やボルトが露出せず、美しい外観を実現します。

これらの手法はそれぞれ異なる特性を持ち、施工の際に選択する際には予算や設置環境、外観の要望などを考慮することが重要です。



□折板葺き屋根のメリットとデメリット

*折板屋根のメリット


1:工事期間の短縮
折板屋根は長尺のパネルを使用するため、工事期間が短縮されます。
大規模な屋根でも迅速な施工が可能であり、作業工程の合理化が図れます。

2:雨漏りの低減
長尺で継ぎ目が少ないため、雨漏りの発生リスクが低減されます。
頻繁な継ぎ目がないことで防水性が向上し、屋根の耐久性が増します。

3:低コスト
折板屋根の工事価格が比較的安価であることがメリットです。
特に屋根の大きさが大きい場合には、手間が少なくて済むため、総工事費用が抑えられます。



*折板屋根のデメリット


1:持ち上げ場所の確保が必要
折板屋根の施工にはパネルの持ち上げスペースが必要であり、それが確保できない場合、施工が難しくなります。

2:断熱効果の制約
基本的に折板屋根は断熱材が不足しており、真冬には結露のリスクがあります。
断熱材を追加することは可能ですが、追加工事による費用がかかります。

3:定期的な塗装メンテナンスが必要
折板屋根の多くが鉄素材で構成されているため、錆びが発生する可能性があります。
定期的な塗装メンテナンスが必要で、これによって屋根の耐久性が維持されます。



□まとめ


折板屋根には、ハゼ締め、重ね、嵌合という3つの手法が存在し、それぞれ異なる特長があります。
折板屋根には、様々なメリット・デメリットが存在します。
折板屋根へのリフォームを検討される方は、これらの要素を把握しておくことが重要です。
本記事が折板葺き屋根について理解を深める参考になれば幸いです。



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