雪割り屋根のメリットを紹介します!

query_builder 2024/01/05
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雪割り屋根のメリットを紹介します!


寒冷地域に住んでおり、自宅の屋根に関して雪の問題に悩む方の中には、雪割り屋根について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
雪割り屋根は雪下ろしが不要であるため魅力的な選択肢です。
本記事では、雪割り屋根の選択肢とその特性、雪割り屋根の5つのメリットについてご紹介します。



□雪割り屋根の選択肢とその特性

1:落雪屋根


雪を効果的に滑り落とすためには、屋根の勾配が3寸以上必要です。
「3寸」は勾配の単位で、具体的には16.7度の角度を指します。
一般的な住宅の屋根では、4寸から4.5寸の勾配が一般的であり、これに比べて勾配が急峻です。



2:雪割棟


雪割棟は、屋根の頂点に位置します。
材料には瓦を使用する場合もあれば、屋根の形状に合わせて板金などの素材を使用することもあります。
雪割棟の設計は屋根の形状によって異なります。



3:無落雪屋根


落雪屋根や雪割棟が雪を効果的に落とす設計に対し、無落雪屋根は逆に雪を積極的に落とさないように設計されています。
このタイプの屋根は平らな陸屋根としても知られ、雪が積もった状態で自然に融雪するか、ヒーターなどの装置を利用して徐々に雪を溶かしていきます。

ただし、雪は重いため、大雪時の荷重に耐える住宅設計が必要であり、雨漏り対策も重要です。
そのため、無落雪屋根の設計は高いハードルが伴います。

岩手県では、無落雪屋根ではなく、シングル材を用いた屋根で落雪を防ぐ方法が普及しています。
中でも、アスファルトシングルはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒が吹き付けられています。
この石粒によりグリップ力が発揮され、落雪を防いでいます。
また、 おしゃれでモダンな雰囲気があり美観に優れている点も魅力的な屋根材です。



□雪割り屋根のメリット


雪割り屋根の最大のメリットは、雪下ろしの手間が一切不要となることです。
雪がある程度積もってくると、雪は自重で勝手に落ちてくれます。
そのため、わざわざ屋根に登って雪下ろしを行わなくてもよくなります。

また、雪下ろし作業は危険を伴い、毎年のように事故が発生しています。
雪割り屋根にすることで、その厄介な作業から解放され、同時に危険も軽減されます。



□まとめ


雪割り屋根の選択肢には、落雪屋根、雪割棟、無落雪屋根の3種類があり、それぞれ異なった特性があります。
また、雪割り屋根には、雪下ろしが不要、落雪による事故の危険がなくなるというメリットがあります。
本記事が雪割り屋根について理解を深める参考になれば幸いです。



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