瓦屋根のメンテナンス時期っていつ?判断基準の症状とメンテナンス方法について

query_builder 2024/04/21
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瓦屋根のメンテナンス時期っていつ?判断基準の症状とメンテナンス方法について


伝統的な美しさと優れた耐久性を誇る瓦屋根は、古くから愛されている屋根材の代表です。

しかし、その反面、美観と機能性を長期間維持するためには、適切なメンテナンスが不可欠なのも忘れてはいけません。

今回の記事では、そんな瓦屋根にメンテナンスが必要とされる症状と、メンテナンス方法についてご紹介します。



□瓦屋根にメンテナンスが必要になる症状って?


ここでは、瓦屋根のメンテナンス時期を見極める症状として、4つのポイントをご説明します。



1:漆喰の劣化


漆喰は棟瓦を固定し、雨風から守る役割を持ちますが、どうしても時間と共に劣化します。
劣化した漆喰は、雨漏りの原因になりやすく、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。




2:瓦のひび割れ・欠け


衝撃による瓦のひび割れや欠けは、落下事故や雨漏りのリスクを高めます。
特に自然災害後は、瓦の状態が不安定になりがちなため、状態確認後、必要に応じて点検を行いましょう。




3:色あせ


セメント瓦や乾式コンクリート瓦の色あせは、塗膜の防水性能低下を意味します。
見た目の美観だけでなく、防水性能を保つためにも再塗装を行うことをおすすめします。



4:カビ・苔の繁殖


カビや苔が屋根に発生していることは、屋根に雨水が染み込みやすい状態であることを意味します。
屋根の防水性能を維持するためにも、保護層の再構築が必要です。



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□瓦屋根のメンテナンス方法とは


ここでは、瓦屋根のメンテナンス方法を5つ解説します。




1:瓦の差し替え


差し替え作業では、まず損傷した瓦を慎重に取り除き、新しい瓦に交換します。
この時、屋根の構造に影響を与えないよう注意が必要です。
また、瓦の種類や色が一致するかどうかも重要なポイントとなります。



2:漆喰詰め直し


漆喰の劣化は、雨漏りのリスクを高めるため、劣化した漆喰を取り除き、新しい漆喰でしっかりと詰め直すことで、瓦の固定を強化し、防水性を回復させます。
漆喰の補修は、見た目の美しさを保つだけでなく、屋根全体の耐久性を高めるためにも重要です。




3:棟瓦の取り直し


棟瓦のずれや崩れは、屋根の安定性に直接影響します。
棟瓦を1度解体し、構造を確認した上で、必要に応じて漆喰の補修や棟瓦の再配置を行います。



4:葺き直し


長年の使用による防水紙の劣化や、屋根の構造的な問題に対処するために、瓦屋根を1度すべて取り除き、新しい防水紙と瓦で屋根を再構築することがあります。
葺き直しは、屋根の寿命を大幅に延ばせる大規模なメンテナンスです。




5:屋根塗装


特にセメント瓦や乾式コンクリート瓦は、塗膜の劣化や色あせを補修し、防水性と美観を回復させる、塗装によるメンテナンスが有効です。
塗装は、瓦の種類や状態に応じて適切な材料と方法を選ぶ必要があります。




□まとめ


瓦屋根は、適切なメンテナンスによってその美観と機能性を長期間保つ、伝統的な屋根材です。
漆喰の劣化・瓦のひび割れや欠け・色あせ・カビや苔の繁殖など、メンテナンスが必要な症状に早期に対応し、劣化した瓦屋根のメンテナンスを適切に実施することで、美観を保ち続けられます。



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