屋根に使用するルーフィングって何のこと?その種類と選び方とは

query_builder 2024/05/06
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屋根に使用するルーフィングって何のこと?その種類と選び方とは

新築やリフォームを考える際、屋根の材質は家全体の耐久性や安全性に大きく関わる重要な要素です。
特に、雨漏りを防ぐためには、屋根材の下に敷かれるルーフィングの選択が非常に重要です。
ルーフィングは、屋根からの雨水が内部に浸透するのを防ぐためのキーポイントとなります。

今回は、ルーフィングの基礎知識から選び方・施工方法までをわかりやすく解説し、屋根リフォームの際の不安を解消します。

□屋根材に使うルーフィングとは

ルーフィングとは、屋根材の下に敷かれる防水シートのことです。
このルーフィングが屋根からの雨漏りを防ぐためには、適切な種類の選択と正確な施工が不可欠です。

ルーフィングは、主にアスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングの2種類があり、それぞれに特徴があります。
アスファルトルーフィングは一般的なルーフィングで、フェルト状の原紙にアスファルトをしみこませたものです。

一方、改質アスファルトルーフィングは、アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混ぜたもので、耐久性や防水性が向上しています。

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□ルーフィングを選ぶ時のポイント

ルーフィングの選択に際しては、以下のポイントを押さえることが重要です。

1:ルーフィングの種類を理解する

ルーフィングには大きく分けて「非透湿系」と「透湿系」の2種類があります。
非透湿系ルーフィングは水分を通さないため、内部に湿気がこもりにくく、防水性に優れています。

一方、透湿系ルーフィングは水分を外に逃がせるため、結露を防ぎ、屋根の構造を保護します。
選択時には、これらの特性を理解し、自宅の立地や気候条件に最適なものを選ぶことが重要です。

2:地域の気候に合ったルーフィングを選ぶ

屋根のルーフィング選びにおいて、地域の気候条件を考慮することは不可欠です。
例えば、雪が多い地域では雪解け水の浸入を防ぐ強い防水性が求められ、熱帯地域では高温多湿に対応した透湿性の高いルーフィングが適しています。

また、強風が頻繁に吹く地域では、風によるルーフィングの損傷を防ぐために、強度の高い製品を選ぶことが望ましいです。

3:施工方法を理解する

ルーフィングの効果を最大限に引き出すためには、正確な施工が必要です。
ルーフィングは、軒先から棟に向かって水が流れないように貼る必要があります。
重ね代は通常20cm以上が推奨されており、シートの重なり部分をしっかりと密封することで、雨水の浸入を防ぎます。

特に、雨漏りが発生しやすい突起物周辺や谷部分は、さらに注意を払って施工する必要があります。

□まとめ

ルーフィングは、屋根リフォームにおいて非常に重要な要素です。
正しいルーフィングの選択と施工によって、雨漏りを防ぎ、快適な住環境を長期間保てます。
屋根リフォームを検討する際は、ルーフィングに関する知識を深め、適切な選択と施工を心がけましょう。

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