ガルバリウム鋼板は立平葺きと相性が良い?立平葺きの特徴とメリットを解説します!

query_builder 2024/06/01
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ガルバリウム鋼板は立平葺きと相性が良い?立平葺きの特徴とメリットを解説します! (1)

立平葺きと相性が良く、高耐久でメンテナンスが少なく、コストパフォーマンスにも優れた屋根材といえば、ガルバリウム鋼板です。

そこで、今回の記事では、立平葺きの特徴と瓦棒屋根の違い、そしてガルバリウム鋼板の立平葺きがもたらすメリットをご紹介します。

□ガルバリウム鋼板を使った立平葺きの基本

1:立平葺きとは

立平葺きは、屋根の葺き方の1種で、屋根材を縦方向に葺く手法のことです。
特にガルバリウム鋼板との相性が良く、現代の住宅や商業建築物においても人気が高まっています。
屋根材としてのガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛の合金でコーティングされた鋼板で、耐食性と耐久性に優れているため、長期間にわたり屋根材としての機能を保持します。

2:立平葺きと瓦棒屋根の違い

・構造の違い

立平葺きは、屋根材が1枚ものであり、継ぎ目が少なく水の浸入を防ぎやすい一方、瓦棒屋根は瓦棒と呼ばれる凸部が特徴的で、屋根面に板金を張り、その上にキャップ状の板金を被せるため、継ぎ目が生じます。

そのため、雨漏りのリスクが低い立平葺きに対し、瓦棒屋根は継ぎ目からの雨漏りが生じやすいため、長期的なメンテナンスが必要になる場合があります。

・コストと施工の容易さ

立平葺きは、決まったサイズに成形加工された屋根材を用いるため施工が簡単で、コストを抑えやすいです。
瓦棒屋根はロール状の板金を現場で加工する必要があるため、比較的手間とコストがかかります。

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□立平葺きガルバリウム屋根のメリット

ここでは、ガルバリウム鋼板を使用した立平葺き屋根のメリットを3つ解説します。

1:雨水の排水性と耐候性

縦葺きのガルバリウム屋根は、雨水が屋根表面を迅速に流れ落ちる性能をもっているため、雨漏りのリスクが減少し、建物内部への水の浸入を効果的に防いでくれます。
また、ガルバリウム鋼板そのものの耐候性が高いため、長期にわたり色褪せや錆の心配が少なく、厳しい気候条件にも耐えられます。

2:コストが低い

縦葺きは、横葺きに比べて屋根に必要な材料の量が少なくて済むため、材料費が抑えられるのが特徴です。
さらに、ガルバリウム鋼板は加工が容易で、現場でのカットが少なくて済むため、人件費も削減できます。

3:迅速な工程

縦葺きは、その構造上、屋根材を敷き詰める作業がシンプルであり、施工が迅速に行えるため、工期を短縮できます。
そのため、工程全体のスケジュールを効率化し、作業中の潜在的なリスクや不便を減少させられるのです。

□まとめ

今回の記事では、ガルバリウム鋼板を使用した立平葺き屋根の基本からメリット、瓦棒屋根との比較までをご紹介しました。
耐久性とコストパフォーマンスを重視するなら、立平葺きがおすすめです。

屋根に求める性能やデザイン、そして屋根の状態に合わせて適切なリフォームを行っていただければ幸いです。

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