屋根に雪止めを設置することで被るデメリットってあるの?雪止めの種類と併せて紹介!

query_builder 2024/07/05
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屋根に雪止めを設置することで被るデメリットってあるの?雪止めの種類と併せて紹介!

屋根に雪止めを設置することは、安全対策として有効ですが、その一方で、設置する上でのデメリットや潜在的なリスクも存在します。
慎重かつ安全を重視する方にとって、雪止めの設置は重要な決断となるでしょう。
この記事では、雪止めの特徴や種類、さらには設置におけるデメリットやリスクについて解説します。

□屋根に設置する雪止めの特徴と種類

雪止め金具は、屋根の上に積もった雪が一度に大量に落下するのを防ぎ、安全性を高めるための重要な部材です。
屋根材の種類や形状、地域の降雪量などに応じて適切な雪止めを選定することが大切です。
雪止め金具には、主に4つの種類があります。

1:金具タイプ

金具タイプは、屋根材の重なり部分に取り付ける小さな金具で、L型、扇型、羽根型など、さまざまな形状があります。
扇型は積雪を広く支え、羽根型はより多くの雪を捉える設計となっています。

しかし、太陽光パネルなど、表面が滑りやすい屋根材の場合、金具タイプでは落雪を完全に防げない可能性があります。

2:アングルタイプ

アングルタイプは、屋根に沿って設置される棒状の金属素材です。
金具タイプと比べて、屋根全体に渡って雪を均等に支えられるため、落雪防止効果が高いと言えます。
ただし、設置には手間がかかるため、施工コストが高くなる傾向があります。

3:ネットタイプ

ネットタイプは、屋根の軒先に設置される網状の部材です。
太陽光パネル設置屋根や降雪量の多い地域でよく採用されます。
広範囲の雪をキャッチし、その重さに耐えられるように設計されています。
視覚的にも目立ちにくいため、建物の美観を損ねにくいというメリットもあります。

4:雪止め瓦

雪止め瓦は、瓦そのものに雪止め機能を持たせた瓦です。
屋根材と一体化しているため、見た目も美しく、施工も比較的容易です。
ただし、すべての瓦に対応しているわけではなく、既存の瓦と形状が合わない場合もあります。

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□屋根に雪止めを設置するデメリットとは?

雪止めの設置は安全対策として有効ですが、いくつかデメリットも存在します。
これらのデメリットを理解した上で、設置の必要性や適切な種類を判断することが重要です。

1:錆びつきやすい

雪止めは金属製であるため、雨風による腐食や錆びつきが発生する可能性があります。
錆びついた雪止めは脆くなり、雪の重さに耐えきれずに外れてしまうこともあります。
また、錆びから流れた雨水が他の雪止めに触れると、もらい錆が発生し、腐食が加速します。

2:施工不良による雨漏りのリスク

雪止めを設置する際に、防水処理が適切に行われていないと、雪解け水による雨漏りが発生するリスクがあります。
また、雪止めが屋根材にしっかりと固定されていない場合、雪の重みで外れてしまい、雨漏りの原因となることもあります。

3:雪止めが不要な屋根もある

アスファルトシングルなど、材質や形状によっては、雪止めが不要な屋根もあります。
アスファルトシングルは表面がざらざらしており、雪が滑りにくい素材です。
そのため、雪止めを設置しなくても、自然に雪が滑り落ちる場合があります。

□まとめ

雪止めの設置は、安全対策として有効ですが、錆びつきや雨漏りなどのリスクも伴います。
雪止めの種類や設置方法、屋根材の種類などを考慮し、専門会社と相談しながら適切な判断をすることが大切です。
雪止めのメリットとデメリットを理解し、情報に基づいた選択をすることで、安全で快適な住まいを実現できます。

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