鉄骨造の家で雨漏りがある場合の原因って何?対策法はあるの?

query_builder 2024/07/13
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鉄骨造の家で雨漏りがある場合の原因って何?対策法はあるの?


鉄骨造の建物は、その耐久性とデザイン性から、多くの建築物で採用されています。

しかし、年月が経つにつれて、雨漏りなどの問題が発生する可能性も高まります。
特に、鉄骨造の建物は、コンクリート造の建物に比べて、雨漏りしやすいという特徴があります。



□鉄骨造の家で発生する雨漏りの主な原因


鉄骨造の建物では、さまざまな原因で雨漏りが発生します。
以下に、代表的な原因を4つ紹介します。



1:ALC外壁の目地からの浸水


ALC外壁は、軽量で施工が容易なことから、鉄骨造の建物でよく使用されます。

しかし、ALC外壁は、水を吸い込みやすく、経年劣化によって目地のシーリングが剥がれやすくなるという弱点があります。
そのため、目地部分から雨水が浸入し、雨漏りが発生することがあります。



2:鉄骨の腐食


鉄骨は、空気中の水分や酸素と反応して酸化し、腐食が発生します。
腐食が進行すると、鉄骨に穴が開いたり、強度が低下したりします。
鉄骨の腐食は、雨水や湿気の影響を受けやすいため、鉄骨造の建物では、腐食による雨漏りが発生する可能性があります。




3:建材との接合部からの浸水


鉄骨と外壁材、屋根材などの建材との接合部は、隙間が生じやすく、雨水が浸入しやすい箇所です。
施工不良や経年劣化によって、接合部のシーリングが剥がれたり、隙間が大きくなったりすると、雨漏りの原因となります。




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□鉄骨造の家で雨漏りが起きた時の対策


雨漏りを放置すると、建物構造の劣化やカビ・腐食による健康被害につながる可能性があります。
雨漏りが発生した場合、早急に適切な対策を行うことが重要です。



1:雨漏り調査


雨漏りの原因を特定するためには、まず、雨漏り調査が必要です。
調査方法には、目視調査、散水調査、赤外線調査などがあります。
調査結果に基づいて、適切な補修方法を決定します。



2:コーキングの打ち替え


雨漏りの原因が、外壁の目地や窓周りのシーリングの劣化による場合、コーキングの打ち替えが有効な対策となります。
古いコーキングをすべて撤去し、新しいコーキングを打ち直すことで、雨水の浸入を防ぎます。



3:鉄骨の錆対策


鉄骨に錆が発生している場合は、錆を落とすケレン作業を行い、錆止め塗装を施す必要があります。
穴が開いている場合は、パテや溶接で補修します。
錆対策を適切に行うことで、鉄骨の腐食を抑制し、建物の耐久性を向上させられます。




4:屋上防水の補修


屋上の防水層が劣化している場合は、防水層の補修が必要です。
防水層の補修には、ウレタン防水、アスファルト防水、シート防水などの方法があります。
建物の構造や用途に合わせて、適切な防水方法を選択することが重要です。



□まとめ


鉄骨造の建物は、耐久性に優れている一方で、雨漏りが発生しやすいという特徴があります。
雨漏りを防ぐためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
特に、ALC外壁の目地、鉄骨の腐食、建材との接合部、屋上の排水不良などは、雨漏りの発生しやすい箇所なので、注意が必要です。
雨漏りが発生した場合、早急に原因を特定し、適切な対策を行うことで、建物の寿命を延ばし、安全に過ごせます。



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