雨樋の位置ってどこが良いの?設置場所の決め方とよくある失敗例について解説!

query_builder 2024/07/17
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雨樋の位置ってどこが良いの?設置場所の決め方とよくある失敗例について解説!

家を長く美しく保つために、雨樋の設置は欠かせません。

しかし、雨樋の取り付け位置を間違えると、思わぬトラブルに繋がることも。
この記事では、雨樋を取り付ける位置の決め方とその重要性について解説します。

□雨樋を取り付ける位置の決め方

雨樋を取り付ける位置は、建物の寿命を左右する重要な要素です。
適切な位置に設置することで、雨水がスムーズに排水され、建物への悪影響を防げます。

しかし、位置を間違えると、雨水が滞留し、建物の腐食やシロアリ被害を引き起こす可能性も。
では、具体的にどのような点に注意すべきなのでしょうか。

1:勾配の重要性


雨樋には、雨水を排水するための適切な勾配が必要です。
勾配が不足していると、雨水が流れずに溜まってしまい、建物の腐食やシロアリ被害の原因となります。
一般的には、10メートルあたり3〜5センチメートルの勾配をつけるのが目安です。

2:水糸を使った勾配の確認

勾配を確認する際には、水糸(みずいと)という糸を使う方法が一般的です。
水糸は、水平な位置に張り、勾配の確認に役立ちます。
水糸を張る際には、集水器がある位置を水下、一番離れた位置を水上として、それぞれの位置に金具を取り付けます。
そして、水上から水下へ水糸を張り、勾配をつけます。
その後、水上と水下の間に45〜60センチメートル間隔で金具を取り付ければ完了です。
雨樋の種類によっては、金具を1メートル間隔で取り付ける場合もあります。

3:縦樋の設置位置

縦樋は、軒樋から集水器へ流れてきた雨水を下へ送り、排水するための重要な役割を担います。
そのため、縦樋の設置位置も慎重に決める必要があります。
排水先を考慮し、地面に垂れ流しにならないように設置しましょう。
道路の側溝や河川へ排水する場合は、縦樋が排水先へ届くように取り付けます。

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□雨樋の取り付け位置でよくある失敗例とは

雨樋の取り付け位置に関するよくある失敗例としては、以下の点が挙げられます。

1:勾配が不適切

勾配が不足していると、雨水が流れずに溜まってしまい、建物の腐食やシロアリ被害の原因となります。
また、勾配が急すぎる場合も、雨水が勢いよく流れ落ち、外壁に跳ね返って汚れや傷の原因となる可能性があります。

2:雨水の漏れ

軒樋や縦樋の継ぎ目の処理が不適切な場合、雨水が漏れてしまうことがあります。
漏れた雨水は、建物の外壁や基礎を腐食させたり、シロアリ被害を引き起こしたりする原因となります。

3:住宅外観の損なわれ方

雨樋が目立つ位置に取り付けられると、住宅の外観を損なう可能性があります。
特に、道路側から見て目立つ位置に雨樋があると、住宅の印象が悪くなってしまうことがあります。

4:排水機能の不具合

雨樋の取り付け位置が適切でない場合、排水機能が正常に働かないことがあります。
例えば、縦樋が排水先まで届いていない場合や、排水口が詰まっている場合などが挙げられます。
これらの失敗を防ぐためには、事前にしっかりと計画を立て、専門会社に相談するのも有効です。
雨樋の取り付けは、一見簡単そうに見えますが、専門知識が必要な作業です。
失敗すると、後から修正するのが大変なので、慎重に進めるようにしましょう。

□まとめ

この記事では、雨樋を取り付ける位置の決め方とその重要性について解説しました。
雨樋を取り付ける際には、適切な勾配をつけ、排水機能が正常に働くように設置することが大切です。
また、住宅の外観や周囲の環境にも配慮し、適切な位置に設置しましょう。
雨樋の取り付けは、家の寿命を左右する重要な作業です。
この記事を参考にして、正しく雨樋を取り付け、快適な住環境を実現しましょう。

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