雨漏りする時としない時がある原因とは?放置するとどうなる?

query_builder 2024/09/05
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雨漏りする時としない時がある原因とは?放置するとどうなる?

雨漏りしている、または雨漏りが心配で原因や対策を知りたい、築年数の経った家にお住まいの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、雨漏りする時としない時がある原因を3つ解説し、放置することのリスクについて詳しく説明します。
雨漏りの原因が分からず不安を感じている、雨漏りを放置しても大丈夫なのか、雨漏り修理の必要性を感じているという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

□雨漏りする時としない時がある3つの理由

雨漏りは必ず起こるものではなく、雨漏りする時としない時があるのは、実はいくつかの理由があるのです。

1:風雨の方向

雨漏りの浸入口が水平面(屋上やバルコニーの床)でない場合、風雨の方向によって雨漏りが発生したりしなかったりします。
例えば、南面の外壁が劣化して浸入口になっている場合、風雨の方向が北からだと雨漏りは発生しません。
これは、屋根や外壁は特定の方向を向いていて、浸入口のある方位と異なる風雨の方向だと、雨水が浸入しにくいからです。

2:初期の雨漏り

雨漏りの初期段階では、雨水が浸入する隙間がまだ小さいため、浸入量は少なく雨漏り箇所まで流れつかないことがあります。
浸入する隙間は、ヒビ割れやズレによるもので、家の屋根や外壁などのわずかな劣化や破損が始まりです。
わずかな隙間に大量の雨が当たることで、雨漏りが始まります。
隙間がわずかなため、ある量を越えない雨の場合は雨漏りしないのです。

3:異常な降雨条件

近年、ゲリラ豪雨や巨大台風などの異常な降雨条件が増加しています。
これらの異常な降雨は、従来想定していた住宅仕様を超えている場合があり、屋根や壁、サッシなどから雨漏りが発生することがあります。
一方で、想定内の雨量や風速であれば、雨漏りしないことから、異常な降雨条件が雨漏りの原因となるケースもあります。

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□雨漏りを放置することのリスク

雨漏りを放置すると、さまざまなリスクが潜んでいます。

1:シミが発生する

雨漏りが発生すると、天井や壁にシミが発生します。
シミは見た目の悪さだけでなく、建物の劣化につながる可能性もあります。

2:木材は腐って金属はサビる

雨水は木材を腐らせ、金属をサビさせます。
雨漏りが放置されると、構造材や外壁材の腐食が進み、建物の強度が低下する恐れがあります。

3:カビやシロアリが発生する

雨漏りは、カビやシロアリが発生しやすい環境を作り出してしまいます。
カビは健康被害を引き起こす可能性があり、シロアリは建物を食い荒らす害虫です。

4:漏電で火災が発生する

雨水が電気配線に侵入すると、漏電が発生し、火災のリスクが高まります。

5:家の寿命が減る

雨漏りを放置すると、建物の劣化が加速し、寿命が短くなってしまいます。
雨漏りは、放置すると建物の寿命を縮め、さらには健康被害や火災のリスクも高まります。
一度でも雨漏りが発生したら、早期に原因調査を行い、適切な修理を行うことが重要です。

□まとめ

雨漏りは、風雨の方向、初期の雨漏り、異常な降雨条件など、さまざまな理由で発生することがあります。
雨漏りを放置すると、シミ、木材の腐食、金属のサビ、カビやシロアリの発生、漏電による火災、家の寿命の減少など、多くのリスクがあります。
雨漏りを発見したら、放置せずに専門業者に相談し、適切な対策を講じることが大切です。

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