屋上雨漏り原因と対策!陸屋根で起こりやすい雨漏りも解説

query_builder 2024/10/06
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屋上雨漏り原因と対策|陸屋根で起こりやすい雨漏りも解説

「屋上雨漏り」で検索しているみなさんは、自身の住居の屋上に雨漏りが発生している、または発生する可能性を懸念しているのではないでしょうか。 屋上雨漏りは放置すると、建物構造の劣化や健康被害にも繋がることがあります。 この記事では、屋上雨漏りの原因を具体的に解説し、原因別に適切な対策方法を紹介します。 自身の住居の雨漏りを防ぐための知識と具体的な行動指針を得て、安心安全な住まいを実現しましょう。

□屋上雨漏り原因

屋上雨漏りは、様々な原因が考えられます。 ここでは、特に多い原因を5つに分類して解説します。

1: 素材の劣化

屋上は常に雨風や太陽にさらされているため、経年劣化しやすい状態にあります。 地震や素材自体の耐久性も影響し、き裂や破損が起こりやすくなります。 特に、防水層の破損や穴あき、浮きなどから雨水が浸入することがあります。 また、床のトップコートのき裂は、防水層の劣化を早める原因となります。

2: 排水口の詰まり

屋上には、雨水を排出するための排水口が設けられています。 この排水口が詰まると、雨水が屋上に長くたまった状態になり、床面の負担となり劣化を早めてしまいます。 排水口の詰まりを防ぐには、小まめな掃除が大切です。 高い位置にある屋上ですが、枯れ葉や砂埃、鳥の羽などが入ってくるため、雨水の流れと共に排水口に集まってしまうと詰まってしまいます。 屋上で洗濯物を干す場合は、小さなゴミや洗濯ばさみなども引っ掛かりやすいので注意が必要です。 さらに、排水口付近の劣化も雨漏りのリスクを高めてしまいます。 コーキングの劣化やコンクリート部分のき裂などを見つけた場合は、被害が大きくならないうちに補修作業を行いましょう。

3: 防水層の破損

防水層は、屋上を雨水から守る重要な役割を担っています。 ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水など様々な種類がありますが、一般住宅ではウレタン防水が主流です。 ウレタン防水の耐用年数は10~12年とされており、10年程でメンテナンスを受けることが必要です。 メンテナンス時には、屋上全体の点検を行い、破損している場所がないかプロの目で確認してもらいましょう。 もちろん、日常で破損している箇所を見つけた場合は、その都度補修することが大切です。

4: パラペットの破損

パラペットとは、屋上の周囲にある低い壁のことです。 パラペットの破損から雨水が浸入し、外壁が劣化して雨漏りを起こすことがあります。 特に、パラペットの上部にある笠木の破損やコーキングのひび割れは、雨水の浸入経路になりやすいので注意が必要です。

5: コーキングの劣化

コーキングは、屋上の繋ぎ目や隙間を埋めるために使用されます。 経年劣化により硬化したり、ひび割れが発生したりすると、そこから雨水が浸入して雨漏りの原因となります。 コーキングの劣化が疑われる場合は、早めの補修が大切です。

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□陸屋根で起こりやすい雨漏り

陸屋根は、傾斜がないため、雨水が溜まりやすく、他の屋根形状と比べて雨漏りが起こりやすいと言われています。 ここでは、陸屋根で雨漏りが起こりやすい理由と、具体的な対策方法を紹介します。

1: 傾斜がないことによる雨水の滞留

陸屋根は、他の屋根形状と比べて、雨水が滞留しやすい構造です。 雨水が長時間溜まっていると、防水層の劣化を早め、雨漏りの原因となります。 陸屋根の場合、見た目には傾斜がないように見えますが、実際にはゆるやかな勾配が設けられています。 しかし、この勾配は、他の屋根形状と比べて緩やかなため、水はけが悪くなりがちです。 そのため、陸屋根では、定期的な清掃や排水口の確認が重要となります。

2: 防水層のみで保護されていること

陸屋根は、他の屋根形状と比べて、屋根材で覆われていません。 そのため、防水層のみで雨水から保護されています。 防水層は、経年劣化や紫外線による影響を受けやすく、破損や劣化すると雨漏りの原因となります。 陸屋根では、定期的な防水層のメンテナンスが重要です。 メンテナンスには、防水層の塗替えや補修、排水口の清掃などが含まれます。

3: 陸屋根の構造と防水層の種類

陸屋根には、様々な構造と防水層の種類があります。 代表的な構造としては、鉄骨造、RC造、木造などがあります。 防水層には、シート防水、ウレタン防水、アスファルト防水などがあります。 それぞれの構造や防水層には、それぞれの特徴や弱点があります。 陸屋根の雨漏り対策を行う際には、構造や防水層の種類を考慮することが大切です。

□まとめ

この記事では、屋上雨漏りの原因と対策について解説しました。 屋上雨漏りは、放置すると建物構造の劣化や健康被害にも繋がることがあります。 原因別に適切な対策方法を理解し、定期的なメンテナンスを行うことで、雨漏りを防ぎ、安心安全な住まいを実現しましょう。

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