瓦屋根の修理時期はいつ?費用や方法も解説

query_builder 2024/10/24
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瓦屋根の修理時期はいつ?費用や方法も解説

築年数が20年以上経過した瓦屋根を持つ、自宅のメンテナンスに関心のある家主さん、こんにちは。 この記事では、瓦屋根の修理時期の目安、費用相場、具体的な修理方法について解説していきます。

□瓦屋根の修理時期はいつ?

瓦屋根は耐久性が高いですが、適切な時期に修理・メンテナンスを行うことで、より長く安心して住み続けることができます。 では、具体的にいつ頃修理を検討すべきなのでしょうか。

1: 新築から20~30年目

下地が耐用年数を迎えるため、葺き直しを検討する時期です。
葺き直しとは、既存の瓦を丁寧に外して下地をメンテナンスした後、元の瓦を戻す修理方法です。

2: 新築から50~60年目

瓦自体の耐久年数が近づいてくるため、葺き替えを検討する時期です。
葺き替えとは、既存の瓦を全て新しい瓦に交換する修理方法です。

3: 雨漏りや破損などの異常が発生した場合

時期を問わず、すぐに部分修理を行う必要があります。
放置すると、被害が拡大し、修理費用が高額になる可能性があります。

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□瓦屋根の修理方法

瓦屋根の修理方法は、大きく分けて3つあります。

1: 部分補修

部分補修は、瓦のヒビ割れや釘浮き、漆喰の劣化など、一部の破損を修復する方法です。
・瓦のヒビ割れや割れ:コーキングによる補修か交換となります。
軽微なヒビ割れはコーキングで補修できますが、雨水の流れを阻害したり、施工不良により雨漏りが発生したりする可能性があるため、交換がおすすめです。
・漆喰の破損や劣化:新しく施工し直す必要があります。
既存の漆喰を取り除き、新たに塗り直すことで、防水機能を回復させることができます。 漆喰が破損している場合は、葺き土の状態も確認する必要があります。 葺き土は、棟瓦を固定するための土台で、漆喰が破損していると雨水が浸入し、葺き土が流出する可能性があります。
・瓦の釘浮き:新しい釘で打ち直す必要があります。
釘浮きは、雨風や地震、経年劣化によって発生します。 放置すると、瓦が落下する恐れがあり、危険です。

2: 葺き直し

葺き直しは、既存の瓦を全て外し、下地をメンテナンスしてから元の瓦を戻す修理方法です。 瓦の耐用年数は長いですが、下地や防水シートは先に劣化するため、定期的に葺き直しを行う必要があります。

3: 葺き替え

葺き替えは、既存の瓦を全て新しい瓦に交換する修理方法です。 瓦の耐久年数が来た場合や、屋根全体の改修が必要な場合に採用されます。

□まとめ

この記事では、瓦屋根の修理時期の目安、費用相場、具体的な修理方法について解説しました。 瓦屋根は、適切な時期に適切な修理を行うことで、より長く安心して住み続けることができます。 この記事を参考にして、ご自身の屋根の状態を把握し、必要なメンテナンスを行ってください。

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